2022年4月23日更新
この記事は以下を解説することを目的としています。
- なぜ副業にFXがおすすめなのか?
- なぜ海外FXの人気が高いのか?
- 賢く副業FXを始める方法
- 働きながら安全に稼ぐ方法
まず、FXが最強投資であり海外FXが人気があることを解説する前に、「今の時代に、なぜ副業が必要なのか?」「なぜ投資が最強の副業なのか?」「なぜFXが最強の投資なのか?」について順を追って話していきます。
読む時間に余裕がない方、早く副業FXの始め方について知りたい方は「副業FXの賢いはじめかた」「海外FXの人気が高い理由」をお読みください。
なぜ副業が必要なのか?
みなさんは厚生労働省が作成している「モデル就業規則」をご存じだろうか?モデル就業規則は企業が就業規則を作成するための参考モデルとして公表されていますが、2018年に「副業禁止規定」が削除され、同時に「副業・兼業の促進のガイドライン」が策定されました。
これが何を意味するかというと、国が副業と兼業を推進し始めたということであり、この流れに乗るように企業も副業を解禁・容認しはじめています。
副業の必要性、会社だけに人生を預けられない
上記画像はGoogleトレンドで「副業」というキーワードで調べた結果です。Googleトレンドはあるキーワードがどれくらい調べられていて、関心を持たれているかを調べるツールですが、「副業」という検索キーワードは、2004年以降継続して上昇しており、ここ数年で副業に対する関心や情報の需要がますます高まっていることがはっきりわかります。
それではなぜ、これほどまでに副業が注目されているのでしょうか?それは「このまま会社の仕事だけをしていて大丈夫なのか?」といった疑問や不安を感じる人が増えているからです。この傾向はバルブ崩壊以降の平成時代から始まり2000年以降に強まってきています。
昭和時代の企業は右肩上がりの日本経済に支えられながら従業員の人生の面倒を見る余裕がありましたが、バブル崩壊以降の長引く景気低迷によって日本の経済力の低下がはっきりしてきており、長寿化と年金支給の引き上げなどが加わり、もはや企業が従業員の人生を見切れない状態となってきているのです。そして、この流れは大企業を中心に社員の副業を解禁する会社が増えてきていることで鮮明となってきています。
このように企業による従業員に対する「負んぶに抱っこ」の時代はすでに終わり、そのことが人々の意識に浸透することで自分の人生は自分で守る、そのための「副業」を始める人が増えてきているのです。
副業の4つのメリット
副業を始める最大の理由は何かと尋ねられれば、現在よりも収入を増やすためと答える人がほとんどでしょう。しかし、単なる収入増だけでなく、副業には金銭面以外の以下のようなメリットもあります。
- 副業禁止の会社でもできる
- 失業に対するリスクヘッジになる
- 総合的なスキルアップになる
- 副業が本業になる可能性がある
副業禁止の会社でもできる
副業を解禁し始めている会社が増えているとはいえ副業を禁止している会社はまだまだあります。
副業を禁止している会社は、社員が別の会社の業務を請け負うことを禁止していることが多いですが、個人で行える株式・FX・不動産など投資は副業禁止の会社でも行えます。
勤務先以外の会社の仕事を行えば副業ですが、FXなどは資産運用であり、他の会社から労働の対価として報酬を得ているわけではないので、厳密には副業には当たらないのです。
ただし、副業禁止の会社は、副業により「勤務先の業務がおろそかにされる」のを懸念します。たとえば徹夜でFXをやり過ぎて会社の業務に支障が出てしまうと、服務規程違反や就業規則違反に問われてしまう可能性もあります。
そのため、FXでの利益を勤務先にばれないようにしておいた方がよいでしょう、バレない方法は後ほど「副業FXの始め方」で説明します。
副業は、失業に対するリスクヘッジとなる
上述したとおり、一つの企業に頼り切った人生設計は危険を伴うようになっています。そのような危機感から副業を検討する人にとって、副業は失業に対するリスクヘッジにもなり得ます。
終身雇用制が消えつつある日本において、一つの仕事しか持たないことは危険であり、副業によって他業種でも通用するような新しいスキルを身に着けることで、勤務先の倒産や突然の解雇などのリスクに備えられる利点があると言えます。
総合的なスキルアップになる
副業とは収入を得るための仕事であり、その仕事にふさわしいスキルが求められます。したがって、副業に取り組むことで、今までになかった技能やノウハウといったスキルを身に着けたり、新たな人脈を形成するチャンスを得れるのです。
どんな仕事であれ、お金を稼ぐにはその仕事に必要な技術が求められます。本業とは異なる仕事を副業にすることで、それまでになかった職務スキルを身に着けることが本業に好影響を与えたり、また、副業が本業となることもないとは言えないのです。
副業が本業になる可能性もある
副業が本業にとってかわる、究極的なメリットを享受できるかもしれません。収入や労働時間において、副業がこれまでの本業を凌駕することだってあり得るのです。
事実、FXなどの投資でよくあることですが、副業で始めた投資の収入が本業よりも多くなった人たちもたくさんいるのです。最初から本業にしようと始めたのではないけれども、副業に精を出しながらスキルを磨き抜いた結果、本業にすることに成功することも多々あるのです。
手軽に始められる副業を比較
副業を始めるとしたら何ができるか?そう問われた時にどんな仕事が思い浮かびますか?多くの場合、求められるスキルの度合い、つまり、難易度によって収入に大きな差が生じる傾向がありますが、ここでは、比較的始めやすい「投資」「飲食、接客業」「スキルを活かす仕事」「メディア運営」の4種類を比較します。
それぞれの副業の特徴は以下の通りです。
種類 | 難易度 | 収入 | 拘束時間 | 初期投資 | スキルアップ | 本業になる 可能性 | |
投資 | FX、株式投資、仮想通貨投資。不動産投資、投資H信託など | ★★★★ | ★★★★★ | ★~★★★ | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
多数の投資家が参加する相場で生き残っていくための技術と経験が求められる | 本人のスキル次第で、収入は青天井。また稼ぐほど投資資金が増える複利効果も | 自分のスタイルを身に付けられれば、短時間でも十分な収入になり得る | 一定の投資資金は必要、また、知識・スキルを身に付ける勉強時間も必要 | 経済、金融、投資などへの知識が得られる、精神も鍛えられる | 兼業トレーダーから専業トレーダーへの転身例は多く現実的 | ||
飲食、接客業 | 飲食店、販売店などの従業員 | ★ | ★★ | ★★★★★ | ★ | ★★ | ★ |
求人があれば応募可能。特別なスキル不要、面接を経てすぐにでも副業開始可能 | 働いた時間分だけしか報酬を得られない。また、報酬には相場が決まっている | 時間給が一般的なので、たくさんの報酬を得るには長時間労働が必要 | 特に必要ない | その職場に必要なスキルは身に付くが、他の副業には活かしにくい | 副業としての接客業の収入が、本業の収入を上回ることは困難 | ||
スキルを活かす仕事 | ライター、デザイナー、セミナー講師など | ★★★★ | ★~★★★★ | ★★★★ | ★★ | ★★★★★ | ★★★ |
なんらかのスキルや知識は必須。独自性が高いジャンルに精通しているかどうかが重要 | 1記事数百円のWEBライターから、1回の講演料が100万円のセミナー講師まで幅広い | スキルや独自性次第であるが、基本的に労働集約型的な働き方となりやすい | ライターならパソコンのようなその仕事に必要な道具を用意するだけ | スキルと時間が価値なので、続けるほど確実にスキルアップ可能 | 能力や希少性があり根気強く続ければ本業になることもあり得る | ||
メディア運営 | ブロガー、 YouTuber | ★★★★★ | ★~★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★ |
アフィリエイトで稼ぐブロガーは全体のごく一部、Youtuberも同様である | 基本的に人気商売なので、収入も人気の度合いで大きく変わる | メディア運営は手間がかかるので、コツコツ根気強く継続できる人が成功する | 金銭的な初期投資は少ないものの、メディアが認知されるまでの時間がかかり、認知される保証もない | メディアに人気を付けることが成功の必須条件なのでやれば実力がつきやすい | 少ないながらもブロガー、YouTuberとして大成功する人もいる |
これら4種類の中で、爆発力があり一番稼げるのが「投資」です、以下の画像はGoogleトレンドで「投資 副業」というキーワードで調べた結果です。
冒頭で見た「副業」のトレンドと同様、2015年頃から「投資 副業」というキーワードへの関心が高くなっているのがよくわかります。
投資は本人のスキル次第でいくらでも稼げますが、資産が減るリスクがあるため、しっかりと勉強できることが大前提、いきなり稼げる人はまずいません。
投資は、労働の対価に報酬を得るものではないため、副業が禁止されている勤務先でも、問題なく行えることが多く、在宅で行えるためおすすめです。
では、どんな投資商品がいいのかを見ていきましょう。
少額資金でも始められる投資を比較
副業を始める際に初期資金を多く用意できない人も多いはずであり、副業である以上、初期資金は少ない方がよいと考える方が多いでしょう。そういう点で、レバレッジを効かせて少額資金で参入できるFXのメリットはかなり魅力的です。
また、本業がある傍ら、多くの時間を割けない場合であっても無理なく取り組めるのがFXであり、投資信託と並んで手のかからない投資の代名詞だと言えます。自動売買と予約注文の機能を使いこなすことで、モニター(チャート)に張り付かなくても投資を行うことができるからです。
さらに、FXは「買い」だけでなく「売り」からも注文できることから株式投資よりも稼げる局面が多いことも副業に適している投資だと言えます。
少額資金 | 情報の 集めやすさ | 練習の しやすさ | ITスキル 要求度 | 放置できるか | 不景気時の チャンス | 緊急避難の しやすさ | 稼げる 爆発力 | |
FX | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ |
レバレッジなどを利用すれば数百円単位での参入可能、ボーナスで自己資金を少なくできる | FXの取引銘柄数は、実質的に主要通貨に限られるため、たくさんのニュースソースを集めれます | デモトレードやバックテストにより、やろうとしている手法をテストし、優位性を確認できます | テクニカル分析の比重が高く、頻繁な売買にも対応するには、取引ツールを操作できる能力は大切 | FXは24時間相場が動いているため、自動売買が非常に盛んで、手動の場合でも注文予約できるのでOK | 買いだけでなく売りからも取引ができるため、不況時でも稼げる局面は変わらず、大きく稼げる | FX相場は流動性が非常に高いので、ほとんどの局面でポジションを決済でき、緊急時の撤退は容易 | FX相場は極端な値動きはしませんが、売買機会は豊富なのでスキルがあれば大きく稼げる | |
株式投資 | ★★★ | ★★★ | ★★ | ★★ | ★★★ | ★★ | ★★ | ★★★★★ |
数万円程度で買える銘柄は少数、少額で買えない銘柄が多くFXよりも参入しにくい | 銘柄数が多いため、その会社の株を購入するための情報を集める必要がある | 練習不可、実際に購入しないと分からない部分が多く、運用前のトレーニングは困難 | 有望な銘柄を長期保有するだけなら、操作は簡単。ただし、銘柄探しは取引ソフトを活用する必要あり | 長期保有なら放置可能。短中期だと取引時間が短く、板との兼ね合いもあるため放置しにくい | 株式市場全体で株価が下がっている時期でも上がる銘柄もあるが、上がる銘柄を的中させる難易度は高い | ストップ高、ストップ安の制度があり、極端に値動きする場面では売買が成立しにくく緊急避難できないことも | 新興株がごく短期間で数十倍、数百倍になることもあり爆発力はあるものの、そのような銘柄とチャンスは極めて少ない | |
仮想通貨 | ★★★★ | ★★ | ★★ | ★★★★★ | ★★ | ★★ | ★★★ | ★★★★★ |
少額でも購入できる仮想通貨は多数あり、なおかつレバレッジ取引も利用できる(ビットコインなど高額商品も多い) | 仮想通貨の歴史が非常に浅く、業界も未成熟なため、情報の見極めが非常に難しい | FXのようなチャート分析は一応あるものの、過去のデータがまだ少ないため精度の高い検証はできない | 商品そのものがインターネットを前提としているため、この部分に苦手意識があると難しい | 仮想通貨も長期保有なら放置OK、FXよりも極端に値動きすることが多く、暴落の可能性もあるため監視は必要 | 実体経済との相関性は低い。景気よりもその仮想通貨自体の将来性に左右されやすく、見通しが立てにくい | 現物取引の場合、大きく値動きする場面では、不利な価格での売買を強いられる可能性がある | 値動きが極めて激しい分、儲けやすいと同時に大きな損失も被りやすくFXよりもリスクが高い | |
投資信託 | ★★★ | ★ | ★ | ★★ | ★★★★★ | ★★ | ★★ | ★ |
インターネット上から購入することで、1万円程度で運用開始できるものもある | 複数の金融商品をパッケージにしているものをプロに運用を任せるため情報は集めにくい | シミュレーションできるアプリやサービスはあるものの、運用前に練習したり予想は困難 | 銘柄の絞り込みなどでパソコンやスマホを操作することはありますが、取引自体は他人任せ | 運用自体を第三者に委ねるという性質上、投資家は何もしないのが前提 | 多くの投資信託には株式が一定の割合を占めているため、不景気時など株安局面では弱い | 頻繁に売り買いされる性質の商品でなく、流動性が低く、いざという時の機動力には欠ける | 複数の銘柄を組み込んだポートフォリオ商品であるため、大きく稼ぐ爆発力はない |
海外FXの人気が高くなってきている
FXが他の投資よりも少額資金で始められて稼ぎやすいことは上記でお分かりになったと思いますが、FXには、国内FXと海外FXの2種類があるので、両者の人気度・注目度をGoogleトレンドで調べてみました。
上の画像が国内FX、下の画像が海外FXに対する人気度の推移であり、2015年頃から海外FXの人気度が大きく上昇してきているのに対し、国内FXはほぼ横ばい推移です。
なぜ、海外FXの人気・注目度が高まってきているのでしょうか?その理由は2015年1月15日に発生した「スイスフランショック」という歴史的な大暴落にあります。
スイスフランショックとは、当時、スイス中央銀行がこれまで行ってきた為替介入を中止した途端、スイスフランが一瞬にして40%も大暴落した歴史的な大事件です。為替市場全体が急激な為替変動に見舞われ、損切りやロスカットが正常に発動されなかったため、全世界中で大損した人たちが生まれ、倒産するFX業者も続出しました。
日本の国内FXの多くのトレーダーも巨額の追証(借金)を負い、自殺者が出たほどですが、当時、ゼロカット制度が導入されている海外FXを利用していた多くのトレーダーのマイナスの口座残高はゼロにリセットされて追証を免除されたことが知れ渡り、出資した証拠金以上の損失は出ない海外FXの利用者が増えてきているのです。
また、この後に詳細を解説することですが、海外FXは数百倍から数千倍のレバレッジをかけることができるので極めて少額の必要証拠金で始められることも国内FXよりも人気が高くなってきている一因です。
海外FXのレバレッジのメリット
FXを始めてみたいけれど、あまり資金を用意できないという理由から二の足を踏んでいる方もいるかと思いますが、FXにはレバレッジという機能があり、取引に必要な資金が大幅に圧縮されるため、少額資金で始めることができます。
海外FXと国内FXのレバレッジの違い
本来必要な取引金額を圧縮できる倍率のことです。レバレッジが高いほど取引ごとの必要証拠金を安くすることができるので、資金を効率良く運用できます。
国内FXの最大レバレッジは25倍まで、海外FXの最大レバレッジは400倍~500倍が多く、中には1,000倍や3,000倍もかけられる業者もあり、海外FXの取引に必要な証拠金は圧倒的に安いです。
また、海外FXのハイレバレッジ取引の資金効率は良く、少ない証拠金であっても大きな取引が行えるため大きな利益を狙うことができます。
海外FXと国内FXのレバレッジと必要証拠金の比較
海外FXで400倍のレバレッジ、国内FXは最大レバレッジ25倍を用いたとき、代表的な通貨ペアで1万通貨と1,000通貨の取引に必要な証拠金は以下となりますが、500倍以上のレバレッジをかけられる海外FX口座の場合はさらに安くなります。
通貨ペア | レバレッジなし 1万通貨必要証拠金 | レバレッジあり 1万通貨必要証拠金 | レバレッジあり 1000通貨必要証拠金 | ||
レバレッジ倍率 | なし | 国内FX25倍 | 海外FX400倍 | 国内FX25倍 | 海外FX400倍 |
ドル/円 | 120万円 | 48,000円 | 3,000円 | 4,800円 | 300円 |
ユーロ/円 | 130万円 | 52,000円 | 3,250円 | 5,200円 | 325円 |
ポンド/円 | 150万円 | 60,000円 | 3,750円 | 6,000円 | 375円 |
ユーロ/ドル | 1.15万ドル | 460ドル | 28.75ドル | 46ドル | 2.85ドル |
豪ドル/米ドル | 0.75万ドル | 300ドル | 18.75ドル | 30ドル | 1.875ドル |
ポンド/ドル | 1.3万ドル | 520ドル | 32.5ドル | 52ドル | 3.25ドル |
ドル円=120円、ユーロ円=130円、ポンド円=150円、ユーロドル=1.15ドル、豪ドル米ドル=0.75ドル、ポンドドル=1.3ドルで算出
海外FXはハイレバレッジによる参入しやすさと資金効率の高さを享受できることが人気につながっているのです。
海外FXの資金効率の高さと利益計算例
資金効率面において海外FXと国内FXではどれくらいの違いがあるのかを確認しましょう。その前に、FXトレードの利益計算の方法について簡単に説明しておきます。
FXの利益計算式
トレードの利益は、単純な掛け算で簡単に求められます。
FXの利益=取引数量(通貨数) X 差額(利幅)
FXの利益は、取引数量に利幅を掛け算すると求められるので、例えば、10万通貨取引で、1円の差額を獲得すれば、10万円の利益になる(100,000 x 1.0 = 100,000円)ということです。
一度の取引でより大きな利益を得るには、
- 取引数量を増やす
- または、大きな利幅を獲得する
- 上記の両方を増やす
必要があります。
海外FXは利益率が高い
それでは、ある一定の利益を得るために必要な値幅(利幅)と証拠金を海外FXと国内FXで比較してみましょう、目標利益は1万円、3万円、5万円とし、ドル円=120円、レバレッジは海外FX:500倍、国内FX:25倍で計算します。
取引数量 | 必要証拠金 | 1万円の利益に 必要な値幅 | 3万円の利益に 必要な値幅 | 5万円の利益に 必要な値幅 | |
国内FX | 海外FX | ||||
1,000通貨 | 4,800円 | 240円 | 1,000pips(10円) | 3,000pips(30円) | 5,000pips(50円) |
5,000通貨 | 24,000円 | 1,200円 | 200pips(2円) | 600pips(6円) | 1,000pips(10円) |
1万通貨 | 48,000円 | 2,400円 | 100pips(1円) | 300pips(3円) | 500pips(5円) |
5万通貨 | 240,000円 | 12,000円 | 20pips(20銭) | 60pips(60銭) | 100pips(1円) |
10万通貨 | 480,000円 | 24,000円 | 10pips(10銭) | 30pips(30銭) | 50pips(50銭) |
ご覧の通り取引数量が増えるほど利幅は小さくて済むことがお分かりになると思います。
FX市場は数pips~数十pips程度の値幅で変動しているため、1回の取引で数万円程度の利益を狙うにはある程度の取引数量が必要となります。その点において、海外FXではハイレバレッジを利用して少額の必要証拠金であっても大きなポジションを保有できるため効率よく大きな利益を狙うことも可能なのです。
日本円なら1円の1%=1銭が1pips、ドルなら1セントの1%=0.01セントが1pipsです。
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100社比較の結果【2022年版】
副業FXの始め方
FXを副業として始める場合、様々な観点から判断して、まず自分に合ったトレードスタイルを見極める必要があります。
人それぞれ準備できる資金はもちろん、費やせる時間や取り組める時間帯、知識・技術レベルは異なるため、総合的に勘案して自分に適したトレードスタルを見つけることが最優先されます。
FXのトレードスタイルは2系統5種類
FXのトレードスタイルは、大別すると「裁量トレード」と「自動売買」の2種類です。さらに裁量トレードは「スキャルピング」「デイトレード」「スイングトレード」に、自動売買は「プログラム系」と「リピート系」に分かれています。
裁量トレードとは
裁量トレード | ||
裁量トレードは、売買の判断や実行をトレーダー自身が行う手法。チャート分析力とマーケット情報などの収集力が必要。 | ||
スキャルピング | デイトレード | スイングトレード |
超短期売買手法のことで、数秒~数分で取引を完了させます。1日に何度も取引を行い、利益を積み重ねていきます。 | 日をまたぐことなく、その日のうちに取引を完了させる、スキャルピングとスイングの中間に位置付けられています | 数日~数週間、数か月の期間で取引を行うスタイル。長期的な展望・予想、含み損に耐え得る資金量と戦略が求められます。 |
必要資金量:小 | 必要資金量:小~中 | 必要資金量:大 |
自動売買とは
自動売買 | |
文字通りプログラムが自動的にトレードを行います。トレーダーがするのは、最初に戦略を選ぶ(設定)するだけです。 | |
プログラム系 | リピート系 |
プログラミングされている戦略を用いて自動的に取引を行います。トレーダーはプログラムの選択だけであり、初心者であっても運用しやすい特徴がありますが、勝てるプログラムであるか否かの見極めが必要。 | 自動売買に属しますが、リピート系はトレーダーがリピート注文の設定を自ら行う必要があり、そのルールに従って自動で取引が繰り返されます。設定を行うにあたり、ある程度の相場観を養っておかなければなりません。 |
必要資金量:小~大 | 必要資金量:中~大 |
自分に合ったトレードスタイルを見つけよう
ここでは各トレードスタイルに向いている人の特徴を挙げてみます。ご自分がどのスタイルに適しているのか確認してみましょう。
該当項目が多いスタイルがおすすめの可能性があります。多くの項目が該当する場合は、どのスタイルにも向いている可能性がありますが、その場合は、資金力とトレードに費やせる時間を重視して判断するとよいでしょう。
スキャル、デイトレ、スイングに向いている人
スキャルピング向き | デイトレード向き | スイングトレード向き |
□投資に使える資金が少ない □集中力、判断力、身体能力が高い □PCが得意で操作に自信がある | □毎日トレードする時間を作れる □自分で考えて行動ができる □分析や検証など地道な作業が好き | □投資に回せる潤沢な資金がある □極力時間をFXに費やしたくない □俯瞰的なものの見方ができる |
プログラム系、リピート系に向いている人
プログラム系向き | リピート系向き |
□FXや投資の知識がほとんどない □本業が忙しくて時間がない □ほったらかしで資産運用したい | □投資に使える資金に余裕がある □じっくりコツコツと稼ぎたい □気分や感情に左右されやすい |
FX初心者は利益1万円からスタートしよう
FXを副業とする以上、安定的に稼げなければなりません。そのためには、はじめは小さな利益を目標にして、焦らず安全に運用しながら利益を増やしていくことが重要です。
例えば、30万円以下の資金を一気に数百万円~数千万円に増やしてみたい、そんな目標を持つ人もいるかと思いますが、副業としてFXに取り組むのであれば、そんな考え方は危険過ぎます。
海外FXの場合、数百倍のハイレバレッジを活用すれば数十万円程度の利益を一気に稼げると考えがちですが、副業のために海外FXを利用する場合も、短期間で爆発的に資金を増やそうとする考えは捨てて、ハイレバレッジを活用しながら、まず最初は1万円くらいの利益を目標に据えて、しかも、複数回のトレードで1万円の利益を達成させましょう。
上記画像のように、口座残高に対して証拠金が少ないほど資金を溶かすリスクは低くなるので、証拠金をできるだけ抑えるためには海外FXのハイレバレッジが有効だと言えます。そして、海外FXにおいても、資金力に応じてミドルリスク・ミドルリターンからローリスク・ローリターンを投資スタンスにして、着実に資産を増やしていくべきです。
一気に大きく 利益を増やしたい ハイリスク・ハイリターン | ほどよく 利益を増やしたい ミドルリスク・ミドルリターン | ゆっくりと安全に 利益を増やしたい ローリスク・ローリターン | |
資金:少ない | ![]() | ![]() | ![]() |
資金:中くらい | ![]() | ![]() | ![]() |
資金:多い | ![]() | ![]() | ![]() |
FXでの利益をバレないようにする
冒頭の方でFXは、厳密には副業に該当しないので副業禁止の会社でも問題にならないと説明しましたが、FXで利益を出していると住民税の関係でFXで稼いでることがバレる可能性があるので、バレないようにしておきましょう。
住民税を普通徴税にしておく
FXの利益が会社にバレないようにするには「住民税を普通徴税に変更する」ことが必要です。
- 特別徴収
⇒住民税を会社が従業員にかわって納付する方式 - 普通徴収
⇒住民税を本人が納付する方式
普通の会社員の場合、特別徴収がデフォルトです。
住民税は前年度の所得に対して計算されるため、FXで収入が増えると住民税が高い状態となってしまい、住民税が会社の給与の割に高いな、他に副業でもしているのかな…と発覚してしまう可能性があるので、普通徴税に変更しておきましょう。
あと、会社の人にFX投資をしていることを漏らさないことです、社内の仲の良い人やどんなに信用している人にもFXについて話さない方がよいでしょう。
FXはリスク?ルールを守れば安全!
FXはリスクが高いとよく聞きますが、それは大きな誤解です。投資である以上、当然リスクが付きまといますが、一つ一つのリスクには対処法があるため、リスクの種類を把握し、冷静に対処することが重要です、以下に各リスクへの対策を挙げてみます。
FXのリスクの種類と対策
リスク | 対策 | |
元本割れ | 勝てるトレード ルールを構築 | 投資のために準備した資金が、トレードの結果によっては減ってしまうこともあり。ルールを決め、ルールを順守したトレードを実践する必要があります。 |
ロスカット | FXではポジションの損失が一定水準に達すると損失拡大を防止するために強制的に決済させるシステムが導入されています。これは国内FXと海外FXに共通ですが、ロスカットが間に合わず「元本割れ=口座残高がマイナス」となることもあります。 | |
ゼロカット | ゼロカットは、口座残高がマイナスになっても口座残高をゼロに戻すシステムです。海外FXだけに導入されており、元本割れによる追証が発生するリスクがないため、ロスカットよりも安全性が高いシステムです。 | |
FX業者の破綻 | 投資家の資産を守る 信託保全制度 | 日本のFX業者には、証拠金を信託先となる銀行に保管しなければならない信託保全制度が義務付けられており、業者が倒産しても資金が守られます。海外FXでは信託保全は義務化されておらず、資金の分別管理だけなので金融ライセンスを取得していない業者を利用しないことが求められます。 |
取引中の操作ミス | デモトレードで 繰り返し練習 | トレードにおける操作ミスW防ぐには、本番トレードを開始する前にデモトレードで何度も練習し取引の操作に慣れておくことも肝要です。 |
取引環境のトラブル | 複数のトレード 環境を用意 | パソコンが壊れる、インターネット接続が停止するなどのトラブルに備え、トレード環境や端末を複数確保しておくと安心です。 |
海外FXのゼロカットで元本割れリスクなし!
FXにはロスカット制度が導入されており、よほどルールを無視した無茶なトレードをしない限りは元本割れ(追証が発生)するリスクは低いです。
ただ、相場環境によってはロスカットの発動が遅れたりして元本割れするリスクがないとは言えません。元本割れリスクをゼロにしたければゼロカット制度が導入されている海外FXを利用しなければなりません、ロスカットで防ぎきれないマイナスの口座残高をゼロにリセットしてもらえるからです。
他のリスクも事前に対策することが可能であり、操作ミスのリスクには本番トレード前にデモトレードで練習したり、MT4などの取引ツールを複数のPCやPCとスマホの両方で稼働させることで取引環境のトラブルに備えることができます。
海外FX業者おすすめトップ10を発表!
100社比較の結果【2022年版】
副業FXは資金管理を徹底すれば怖くない
FXでは大切な資産を防衛する上で資金管理が必須であり、資金管理のルールを守る必要があります。特に重要なのが「損切り」であり、損切りを行うことによって「一度のトレードで大幅な損失を出す」ことを回避できます。1回のトレードにおける損失を総資金(口座残高)の2%以内に収める「2%ルール」はFX相場で生き残るために欠かせません。
「損切りルール」で致命的な損失を回避
損失を最小限に抑えることを「損切り」といいます。損失を抱えている状態で決済注文(手仕舞い)を行って損失を確定させ、それ以上損失が膨らまないようにすることです。自分の資産を守るために不可欠なリスク管理方法であり、FXで副業を続けていくために必須です。
予想に反した値動きとなった場合、損切りすれば①のとおり損失を最小限に抑えることができますが、損切りしなければ②のように損失が拡大してしまいます。
損切りには以下のメリットがあります。
- トレードごとの損失額を、自分が冷静に判断を下せる範囲に限定できるため、収支を正確に把握・菅理できる
- 損失を抱え続ける精神的ストレスから解放され、本業に支障をきたさない
- あらかじめ損切り注文を設定しておくことで、チャートに張り付く必要がなくなる
- 損切によって口座資金に余力を残せる、本来トレードすべきタイミングでの資金不足を回避できる
損切りは「2%ルール」を守ろう
安全なトレードを行うための損切りには「2%ルール」というのがあり、1回のトレードで失ってもよい資金を総資金の2%以内に設定して資産を守ろうとする手法です。
1トレードの損失額が総資金(口座残高)の2%に達したら損切りし、損失幅の上限は5%までとするのが推奨されています。例えば、総資金が100万円の場合、損切りの金額が2%~5%=2万円~5万円となるように取引数量と値幅を調整する資金管理手法です。
資金占有率のコントロールにも海外FXが有利
総資金(口座残高)と資金占有率(取引する額の割合)をコントロールすることによって安全なトレードを実現できます。例えば、取引できる上限を、資金に対して5%以下の額に設定すれば、一気に資金を失うリスクを低減できます。
資金占有率=(取引金額 ÷ レバレッジ倍率)÷ 資金残高
※取引金額= 取引通貨数 X 為替レート
下記の表は、取引数量ごとの資金量に対する資金占有率の例です。ここで注目したいのは、海外FXのハイレバレッジを利用すると資金占有率を大幅に下げることが可能な点です。海外FXはハイレバレッジによって必要証拠金が大幅に下がるため、取引通貨数を増やしても国内FXよりも資金占有率を低くすることができ、安全なトレードが可能です。
資金10万円 | 資金50万円 | 資金100万円 | 資金500百万円 | |||||
レバレッジ | 国内FX 25倍 | 海外FX 400倍 | 国内FX 25倍 | 海外FX 400倍 | 国内FX 25倍 | 海外FX 400倍 | 国内FX 25倍 | 海外FX 400倍 |
1000通貨取引の 資金占有率 | 4% | 0.25% | 0.8% | 0.05% | 0.4% | 0.025% | 0.08% | 0.005% |
5000通貨取引の 資金占有率 | 20% | 1.25% | 4% | 0.25% | 2% | 0.125% | 0.4% | 0.025% |
1万通貨取引の 資金占有率 | 40% | 2.5% | 8% | 0.5% | 4% | 0.25% | 0.8% | 0.05% |
5万通貨取引の 資金占有率 | 不可 | 12.5% | 40% | 2.5% | 20% | 1.25% | 4% | 0.25% |
10万通貨取引の 資金占有率 | 不可 | 25% | 80% | 5% | 40% | 2.5% | 8% | 0.5% |
20万通貨取引の 資金占有率 | 不可 | 50% | 不可 | 10% | 80% | 5% | 16% | 1% |
国内FXでは赤文字まで、海外FXでは青文字の範囲内で取引を行えば資金を大幅に失うリスクを抑えられます。
逆指値注文、予約注文を活用すれば安全
FXの注文方法には、現在の価格で注文する「成行(なりゆき)」と予約注文があり、予約注文の基本は「指値・逆指値」です。自分の取引にとって有利な注文が「指値」、不利な注文が「逆指値」で、逆指値注文は損切りとして使われます。
逆指値注文は、前出の損切りのルールを徹底するために役に立つと同時に、指値・逆指値を組み込んだ予約注文を活用すれば、仕事中でも就寝中でも取引のチャンスを逃しません。
また、他の予約注文、例えば、IFO(アイエフオー)注文、IFD(イフダン)注文、トレール注文、OCO(オーシーオー)注文もよく利用されており、逆指値やこれらの注文方法は、MT4などの取引ツールで簡単に設定できるため非常に利用されています。
【まとめ】副業FXで海外FXを使う価値あり
1つの会社の仕事だけをやっている時代は過去のことであり、副業に対する関心が年々高まっています。FXは副業に当たらない資産運用なので、副業禁止の会社に勤務していても取り組むことが可能です。
失業へのリスクヘッジやスキルアップにもつながり、副業が本業になることもあります。
「投資 副業」というキーワードが非常に注目されており、投資の中でも少額資金で始められるFXへの関心が高まっています。
FXには国内FXと海外FXがありますが、グーグルトレンドの結果が示しているとおり海外FXの人気度が国内FXよりも高くなってきています。
追証と元本割れリスクが全くないゼロカット制度、少額資金で運用できるハイレバレッジなどが行えるため、安全性と取引環境と両面において優れていることが海外FX人気につながっていることは間違いないことだと思います。
副業に限らずお小遣いレベルの投資を行う場合、リスク管理のルールなどをしっかりと身に付けていけばFX取引は決して危険ではなく、その際、海外FXを利用してみたらいかがでしょうか。